ファスティング

ファスティング後に回復食とらない危険なリスクとは?失敗しない回復食選びやレシピ、メリットまで公開

ファスティングが終わってから回復食をせずに、いきなり通常食をとったりしていませんか?

Twitterの書き込みを見ていると、たまに終わったのでいただきまーす、って美味しそうな高カロリー食のラーメンを食している方とか。

せっかくファスティング中食べずに我慢していたのに、、そういうのはほんともったいないと思います。

ファスティング後にどうして回復食が必要なのか?いきなり通常食にしてしまうとどんなことが起こるのか?

回復食ではどんなメニューをとったらいいのか?簡単レシピも紹介しています。

良かったら参考にしてくださいね。

ファスティング後にいきなり通常食に戻した場合のリスクとは?


ファスティングの終了後からは回復食で、徐々に食事を再開していく必要があります。

もし、ファスティング後に急激に通常食に戻してしまうと、どんなリスクが身体もたらすのでしょうか?

次にその例を紹介します。

血糖値の急激な上昇

ファスティング中は、血糖値が普段よりも低下した状態で落ち着いています。

通常食に戻す際に、いきなり大量の炭水化物を摂取すると、血糖値が急激に上昇する可能性があります。

これは、インスリンの急激な分泌を引き起こし、血糖値の不安定さや、一時的なエネルギーの過剰摂取といった問題を引き起こす可能性があります。

急激な高血糖は空腹感が強くなり、食欲が異常にあがって必要以上に食べてしまう傾向になりやすいです。体重の急激な増加や代謝の混乱が起こる可能性があります。

摂取量の過剰

ファスティング中の身体は少ないエネルギーで活動できるよう「省エネ体質」状態になっています。

急激に通常食に戻すと、食べ物がたくさん入っていき栄養素はあるが、ため込むほうが優先されてしまい、一気にリバウンドしたり、元の体重よりも増えてしまうということもあります。

消化不良や腹部の不快感

ファスティング中は、消化器官が完全に休息していたので、ファスティング後は、胃腸が通常の食事に適応するまでの時間が必要です。

急激に通常食に戻すと、消化不良や腹部の不快感が起こる人もいます。胃腸の適応には個人差がありますが、徐々に食事を増やしていくことが重要です。

せっかく、ファスティングで食べずに3日以上も乗り越えたのに、そのあと、すぐに通常食にしてしまったら、完全に元通りになってしまいかねません。

ファスティング後の回復食で失敗しないための3つの原則

ファスティング終了後は、回復食をとっていき、だんだんと通常食に戻すというのが、理想です。

回復食で失敗しないための大事な3つの原則について解説します。

①消化しやすい柔らかい食べ物からスタート

回復食の初日は、消化のよいものが選ぶようにしましょう。おかゆやお豆腐、やわらかくなるまで煮た野菜スープでも良いです。

眠っていた胃腸をゆっくりと起こすように少しずつ慣らしていきましょう。

②量は少なめから徐々に増やす

もちろん量も少なくはじめて、徐々に量を増やして通常の量に戻していきます。

お茶碗軽く半分から始めて少しずつ増やしていく感じでいいですよ。

胃腸の消化もゆっくり働きはじめますので、だんだんと増やしましょう。この機会に腹八分目で満足できるようにしていくと通常食でも痩せやすい体質につながります。

③脂質は3日目からOK

オリーブオイルや亜麻仁油を摂取している人は、回復食の3日目から使用しても良いです。

しかし、てんぷらやトンカツ、揚げ物類など脂っこいものや高カロリー食はもう少し控えておきましょう。

急に摂取してしまうと、吸収力がよいので、ぜんぶためこんでしまい台無しになりかねません。

「マゴハヤサシイワ」を意識した食事で腹7-8分目までにしましょう。


「マゴハヤサシイワ」については、準備食の記事を参考にしてください。

>>ファスティング準備食のやり方や超簡単レシピはこちら!

ファスティングの回復食の効果

回復食の時期に正しい食事をすることは、ファスティングを成功させる大切なポイント。

もちろん断食前や期間も大切ですが、実は回復期に摂る回復食はとても重要な役割を担っています。

ここでは、ファスティングにおける回復食や、回復食を摂るメリットについて紹介します。

回復食のメリット① 内臓や胃腸への負担を減らせる

ファスティング中は、胃は空っぽのような状態。急に多くの食事を摂ると、胃に大きな負担がかかります。そのため胃痛や腹痛になりやすいと言われています。身体に優しい食事をとり、ゆっくりと普通の食事に戻すことで負担を減らしましょう。

回復食のメリット② 老廃物をデトックスする効果を持続させる

何も食べないことにより、消化機能を休ませ排出機能が活発にさせるため、体内でのデトックスが進むファスティング。

その効果はファスティング終了後にも続くため、いきなり普段の食事を摂ると、酵素が無駄遣いされてしまいます。ファスティングの効果を半減させないためにも、徐々に食事を摂る回復食が必要です。

ファスティングの回復食のおすすめメニュー

回復食の初日は重湯か白がゆ+梅干しからスタートするのがおすすめです。おかゆはお米から作るとすごくおいしいです。

最近の炊飯器にもお粥作りのスイッチがあるので、ぜひ試してみてくださいね。

お粥は誰でも作れると思うので、白がゆ以外のおすすめのレシピを紹介します。

にら雑炊

回復食2日目からいろんなお野菜を入れた雑炊が試せます。ニラにはビタミンBやビタミンE、葉酸も含んでいて抗酸化力も高く、貧血予防や血糖値の上昇を防いでくれたりします。

回復食二日目の栄養補給や食欲増進も抑えてくれ、痩せ体質を維持してくれる効果があります。

【材料】2人分
・大根3cmくらい、にんじん3㎝くらい、ジャガイモ1/3個、
・ニラ1/2輪
・ごはん 100g
・味噌 大匙2杯(味付けはお好みで調整)

作り方
1.大根、ニンジン、ジャガイモは薄く切る(小さいほど良い)
2.鍋に水500mL沸かして1の野菜が柔らかくなるまで煮る(15分ほど)
3.2にごはんを入れて沸騰したらニラを入れて、味噌をといていれて出来上がり

ミルクスープ

今回はブロッコリーのミルクスープを作ります。野菜はほかにも代用できるので、いろいろ好きな野菜で試してください。

【材料】1人分
・ブロッコリー2.3房
・玉ねぎ薄切り1/4個
・水50㏄、豆乳100cc、
・昆布 1×5センチ
・塩小さじ1/5杯
・片栗粉小さじ1

作り方
1.ブロッコリーは細かく刻む
2.鍋に牛乳と片栗粉以外の材料を全部入れて材料が柔らかくなるまで弱火で煮る(15分くらい)
3.牛乳を2に追加して沸騰したら、火をとめてから片栗粉を少量の水で溶いてから入れて出来上がり

野菜の甘味が感じられる美味しくて胃腸にもやさしいスープです。

押麦のおじや(お弁当におすすめ)

2日目以降なら押麦のおじやもOKです。食物繊維も豊富でβ-グルカンを含んでいて、消化器官をゆっくりと移動するときに、余分な糖質やコレステロールを包み込んで、体外へ排出を促す働きがあります。ファスティング明けの食べ物にピッタリです。

こちらはスープジャーで作るやり方を紹介します!朝作って2-3時間後のお昼に食べる想定です。

【材料】1人分
・押麦大匙2杯、
・ちりめんじゃこ大匙1杯
・ゆで大豆50g
・水150cc
・ゆかり粉小匙1/2杯(味見でととのえて)

作り方
1.具材と水すべて小さめの鍋に入れてふたをして火にかける。
2.沸騰したらゆかりを混ぜてジャーに入れてお昼には出来上がり

回復食では、ついつい普段食に急いでしまいやすくなりますが、まだまだ病み上がりのつもりで、塩分控えめの仕上げで身体に負担の軽い食材を選びましょう。

また、ちょっと食べ過ぎたかな、と思ったら酵素ドリンクを水で薄めたものを摂って置き換え食にして上手に活用しましょう。

良い酵素ドリンク選びの記事はこちらで書いています。

>>酵素飲料おすすめランキング【2023年版ファスティング指導者が選びました】

ファスティング回復食で注意しておきたい点

せっかくファスティングで頑張っても、その後の回復期の食事をおろそかにすると、がんばった努力も水の泡です。ここではファスティングの成功させる仕上げとして、注意しておきたい点を紹介していきます。

腹八分目を心がける

断食を終えた後は、お腹いっぱいになるまで食べるのはNGです。とにかく食べ過ぎないことが最後まで重要です。

よく噛んで食べること

よく噛んで食べることで消化吸収を助けます。噛むことで唾液がたくさん分泌され、唾液中に含まれる消化酵素アミラーゼが出てきます。

アミラーゼはデンプンの分解や消化を助ける働きがあるため、効率的に消化・吸収するのに役立ちます。

また、咀嚼することで脳も充分に食べていると感じ、食べ過ぎによるリバウンドも防ぐことにも繋がります。

ゆっくり噛むことで満腹感や満足感も得るようになるので、過食や食事の過剰摂取を防ぐ効果があります。

消化に悪いものは控えめに

いきなり、食品添加物が入った食べ物や、高カロリーな食べ物や白砂糖や人工甘味料を含む甘いものも摂らないよう心がけましょう。

ファスティング後の体は、最も栄養を吸収しやすくなっているため、カロリーが高ければ高いほど吸収しやすい状態です。

高カロリーな食事はリバウンドの原因になりやすく、また動物性たんぱく質は消化不良の原因となります。

回復食の期間だけでもしっかりと控えていきましょう。

ファスティング後の回復食に関するよくある質問

ファスティング後の回復食に関するよくある質問

それでは、ファスティング後の回復食でよくある質問にも答えていきましょう。

回復食で納豆はいつから食べていいですか

納豆は粒が大きいものではなくひきわりにしていれば、回復食2日目から食べても大丈夫です。

ただし、付属の調味料は食品添加物が入っているので、使わないようにして、お醤油に替えてくださいね。

回復食でさつまいもはいつから食べていいですか

さつまいもは柔らかく煮れば初日の夜の3食目からにいただいてもいいですよ。

芋がゆにしてみたり、お味噌汁に入れてもいいですよ。

回復食でヨーグルトはダメなのでしょうか

豆乳ヨーグルトで砂糖など甘味がはいっていないのなら2日目からいただけます。

お酒とたばこは?

4日目以降にしましょう。

ファスティング明けより日が短いうちは量を少な目にしてください。

煙草は1日3本までお酒も350mLのビール1-2本までにしておきましょう。

その際は水もたくさん飲んでくださいね。

外食はいつから?

4日目より外食の予定を入れてもいいですが、なるべくチェーン店ではなく個人店を選びましょう。

また、量は少なく腹八分目以内を意識してくださいね。

まとめ


ファスティングの回復食は、最終的にファスティングの成功につながる重要なポイントです。

3日間以上のの断食中に減った脂肪を元に戻さずに、更に痩せ体質を継続させるために、ここが大勝負となります。

迷ったら酵素ドリンクや野菜スムージーにして流動食にしてもOKですよ。

また、回復食の日数も3日と決めずにもっと長くすればするほど身体が慣れていきますので、ご自身の環境に合わせてプランしてくださいね。

ぜひとも、ファスティング中だけがんばるのでなく回復食にもこだわって、効果的なダイエットに活用してくださいね。

ファスティングダイエットの成功方法についても書きました↓

>>ファスティングでダイエットを成功させる3つのポイント!爆速減量達成マニュアル

  • この記事を書いた人

potcharinko

◆趣味◆ファスティング、一人旅、卓球、料理、食べること ◆資格◆ファスティングエキスパート、健康美容食育士、漢方養生指導士、美髪コンシュルジュプロ資格など。 ➡➡ただいま☆彡LINEのお友達追加で資料プレゼント中☆彡 ➡➡「★1カ月で1キロ痩せるマニュアル★」➡➡https://page.line.me/345ujbks

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