日本人なら緑茶は毎日の飲み物として定番ですよね?
え・・?
緑茶よりも珈琲を飲むほうが多いって?
たしかに、最近の日本事情では緑茶を飲む人が減っていますよね。
でも、緑茶の効果をちゃんと理解したら、きっとこれからは緑茶を飲まずにいられなくなるはず。しかも、急須を使って作る面倒さも不要なんだから、活用しない手はないかも!
ぜひ、緑茶の免疫力アップなどの健康効果を知って、毎日手軽に緑茶を飲んでくださいね。この記事を読んだら、きっとあなたは緑茶を飲まずにいられなくなるでしょう。
緑茶で免疫力があがる!お茶屋さんの話
たまたま見つけた新橋にあるお茶屋さんをのぞいたところ、そこの店主かと思われる女性の方が、お茶についていろいろ質問してきたのです。
「どんなお茶を探しているの?」
「えっと・・深蒸し茶がいいかと・・」
「どのくらい飲むの?たくさん飲むなら2000円でお得なのがあるわよ。」
「いいえ・・たまにしか飲まないんだけど、割と簡単に美味しく出るお茶が欲しいんです。」
「そしたら、この500円ので十分よ。水出しでも、熱いのでも美味しく出るわよ!」
こんな会話だったんですが、私は勧められた500円のお茶を買うことにしました。
緑茶で免疫力が成分あがる成分とは
カテキンはポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは、苦味や色素の成分で、抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、さまざまな生活習慣病の予防に役立ちます。
お茶に含まれるカテキンには、4種類ありますが、その中でも免疫力をあげてくれる成分について詳しく紹介します。
カテキンには4種類の成分があり
- エピガロカテキンガレート(EGCG)
- エピガロカテキン(EGC)
- エピカテキンガレート(ECG)
- エピカテキン(EC)
緑茶に含まれるカテキンでは、EGCGの量が最も多くて、全カテキン量の約半分を占めます。
EGCGは、炎症やアレルギーの抑制効果があることがわかっていますが、EGCは、マクロファージを活性化させてくれ、免疫力を高めることがわかってきました。
マクロファージの働きの重要性
マクロファージとは、わたしたちの体の全身の組織に広く分布している細胞のことで、直径15~20μmの比較的大きな細胞にあたります。
このマクロファージは、自然免疫(生まれつき持っている防御機構)におき、重要な役割を担っています。
たとえば、体内に侵入した細菌や異物を食べる能力に優れていて、食べた細菌を消化・殺菌してくれるので、マクロファージの働きを強くすることで、細菌感染を防ぐのです。
EGCの効果で免疫力の働きをあげる
カテキンは高温で溶けやすい性質がありますが、冷水で抽出すると、EGCGを抑え、EGCが多く抽出されます。
このEGCGとEGCの量が免疫力アップには重要で、同等だとその効果がわかりづらいのですが、EGCがEGCGの2倍以上になると免疫力の働きが活性化されやすくなります。
農研機構HPで掲載されているグラフでも緑茶の温度によって、EGCとEGCGが抽出される比率が紹介されています。
つまり、4℃以下の温度で淹れると、EGCの量が多くなり、免疫力の働きを発揮しやすくなるのです。(参考:農研機構HP)
癌になるリスクが下がる緑茶の飲み方
マクロファージは、体内に入ってきた異物や細菌を取り込んで消化するだけでなく、この情報を記憶することで、次に入ってきたときにすぐさま対応できるようになります。これが免疫力アップにつながります。
わたしたちの体では毎日がん細胞ができていると言われていますが、このがん細胞と闘って常に退治してくれているのは、このマクロファージが元気に活躍してくれているおかげでもあるのです。
そこで、マクロファージが活性化するために効果的な緑茶の飲み方・入れ方を紹介します。
緑茶の効果的な飲み方
免疫力アップに効果的な緑茶は、EGCの抽出量がEGCGの2倍以上になる入れ方で、それが冷茶です。
簡単に作れるので麦茶代わりに作っておくといいですよ。
冷茶の準備
準備するもの:冷水ポット、水500mL、茶葉15g(大さじ1杯)
冷茶の作り方
- 冷水ポットに茶葉をいれる
- 氷水を注いで、冷蔵庫で2~6時間冷やす
- たまに茶葉を混ぜるかゆすると茶葉が開き、美味しくなる
ティーポットに茶こしがついているものがあるので、それを利用すると便利ですが、ない人はお茶パックやティーバックを利用してもいいですね。
寝る前に作っておけば、翌朝には出来上がるので便利です。水出しした茶葉は、2煎、3煎と飲むこともできます。
なるべく自分で作った水出し茶は、衛生上からも、できるだけ1日で飲みきるようにしましょう。
水出し冷茶はカフェインが少ない!
緑茶は、水出しにすると、旨味が多くなるし、カフェイン含有量が少なくなるんですね。
お茶に含まれるカフェイン(苦味成分)とカテキン(渋味成分)は、お湯の温度が高いと溶けやすい性質があり、60℃以上でグンッと溶けだします。つまり、水出しすると、カフェインが抑えられ、また苦味・渋味も抑えることができます。
そして、アミノ酸(旨味成分)を多く引き出すことができるので、お湯で淹れるよりも旨味を強く出せるので一石二鳥どころでないうれしいことばかりですね。
まとめ:50代からの美容と健康に水出し冷茶!
50歳過ぎるといろんな細胞がどんどん老化に進み、それが55歳過ぎると一気に早まります。
半年前の自分とはだんぜん変わった!と感じることばかり・・・(;'∀')
だからこそ、常に免疫力アップして細胞の活性化を図ることが最重要なんですよね。
私は、深蒸し茶のほのかな苦みと甘味が好きなので迷ったら、緑茶は深蒸し茶を選びますが、新茶を見つけたらいただくようにしていますよ。
まだ、緑茶に親しんでいない方はぜひ、今日から飲んでみませんか?
ティーポットがあると便利♪
アマゾンや楽天で似たようなボトルを紹介したいと思って探すと意外と見つからないんですねえ。
ガラス瓶じゃないとすぐに汚い汚れがつくので、、、、だけど持つところのとってはガラスだと割れやすいから違うものがいいんだけど、量も多すぎず、少なすぎず、、、こんなやつがいいと思います↓
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で、お茶は、迷ったら静岡の深蒸し茶を買うようにしています。お茶屋さんにいくなら、水出し茶で甘くでるやつが欲しいです、と伝えるといいですよ~