「炭水化物」ってなに?と思ってる人もいるでしょう。
学校の家庭科の授業では勉強したけど、当時は興味がなかったので意識していなかったせいでしょうか。
大人になってみてダイエットのことを調べていたらどうやら知らないとヤバイかも、、って焦った人もいるでしょう。
また、最近では、糖質制限が流行っているせいもあり、糖質との違いもなんだかもやもやしますよね?
この記事では、糖質と炭水化物の違いとはたらきについて紹介して、五大栄養素、三大栄養素に入る糖質を摂らないとどうなるのか?
カラダにどんな影響を及ぼすのか、リスクについてもざっくりとお話していきます。
炭水化物は糖質+食物繊維の集まり
炭水化物は食物繊維と糖質の二種類が含まれたものです。
例えば、米や豆類、こんにゃく、エビ、きのこ、野菜類が炭水化物です。
糖質とは?
糖質は食物繊維が入っていない糖質の食品です。
例えば、パン、麺類、イモ、バナナ、キャベツ、ごぼう、ビスケット、クラッカー、栄養調整食品にも糖質があります。
糖類もあります
糖質のなかに糖類というのもあり、2種類以下の糖分で構成されています。
はちみつや果物は単糖類で白砂糖や甘酒、牛乳、水あめ、ビールは二糖類なので、2種類の糖分で構成されています。
食物繊維ってなによ?
炭水化物には食物繊維も含まれていますが、この食物繊維は腸のはたらきを活発にしてくれます。
単純に甘い糖類をえらぶより、食物繊維がたくさん含まれた炭水化物を選んで良質な糖分をとるほうがダイエットに断然よいです。
- 血中コレステロールを抑える
- 食後高血糖をおさえる
- 腸内環境をよくする
食物繊維がカラダにいいのはわかってるけど、あんまり美味しくないのと、食べるのが面倒くさいのでなかなか進んで摂りにくいですよね?
噛むのにも時間がかかるので、なんとなく食べるのが面倒なんですよね←私事ですがw
だから、なるべく食物繊維が含まれている炭水化物をとっておけば、太りにくいので一石二鳥です^^
糖質をとらないリスク!糖質制限しすぎるとなぜダメなの?
私も、ひと昔「糖質制限」で減量した経験があるので身に染みていますが。
糖質をとらないと人間の身体にはどんなマイナスが起こるのでしょうか?
今では糖質とるの賛成派なので、この点から先にお話しします。
筋肉や内臓のタンパク質が減る
炭水化物や糖質を摂らないでいると、エネルギー不足になってしまい、ついにはケトン体を生み出してエネルギー源にかえていくようになります。
これは、筋肉や内臓にためたものを使って生み出されます。
筋トレしている人や普段からエネルギー量をつかう人は、負担がかかってしまいます。
内臓を酷使する
炭水化物からエネルギー源にかえるのが一番効率が良いのです。
カラダにとって負担なくアミノ酸をつくり脳のエネルギーや仕事や運動のエネルギーに速攻変えてくれます。
しかし、タンパク質から生み出すためには内臓の機能を無理に働かすことになるので、やり続けるたびに負担が重くなります。
肉食系になるともっとリスクが高くなる
炭水化物をとらない代わりに肉食を多くとり、タンパク質をたくさんとろうという食生活が流行っています。
私も過去やっていたので、よくわかるんですが、おすすめしません。
動物性たんぱく質はアンモニアを発生させやすく消化もよくありません。
鳥のササミばかり食べ続けるというような極端な食生活は健康的にダメージが大きくなります。
炭水化物のなかの糖質のはたらき
炭水化物いわゆる糖質を摂ると必ず肥満の原因になるわけではありません。
糖質は5大栄養素の中の3大栄養素のなかで、1番の王様ともいうべき栄養素です。
カラダにとって一番重要な栄養素なので、適度にとりましょう^^
糖質ってどう役に立つの?
頭を使うお仕事(プログラマーさんや目を酷使して業務を行う方)や神経を使う仕事には大量のエネルギーが脳に必要です。
このときのエネルギー源になります。
ほかにも運動量が多い方や筋肉を使う方のエネルギー源としても重要。
糖質が足らないとこうなる
糖質が足らないと代わりにタンパク質をエネルギー源として使われ、そのために肝臓に負担がかかるので、肝臓の数値が上がりやすくなります。
ほかにも内臓負担や血中のホモシステインが増えてしまったりと健康にダメージをきたしやすいです。
糖質をとりすぎるリスクもある
ところで、糖質が大事っていうけど、とり過ぎると太るし、更に他にもリスクがあります。
「糖化」といって、タンパク質と余った糖質が結合して起こることです。
糖化はカラダの細胞を酸化させてしまいます。
酸化がすすむと、シミやしわ、くすみ、動脈硬化、白内障、認知症を引き起こしてしまうきっかけにもなります。
つまり、何事も食べ過ぎはよくないですね。
見た目を若く保ちたい人はとり過ぎに注意しましょうね。
まとめ
炭水化物、これに含まれる糖質は体に必要な栄養素です。
まったくとらない、また極端な制限をするのも、よくありません。
かといって、とり過ぎもリスクがあります。
適度に運動をして代謝しやすい身体作りをすれば普通に食べるのはOKです。
無理な糖質制限はせずに、適度なダイエット&健康的な体づくりに生かしましょう。